よくある質問一覧

安全性について

ラン・ランの安全性は?
有機化合物に無害なものはないが、安全性は高い。試験結果では食塩・酢酸と同様の毒性レベルであるという結果が出ている(口にした場合)。発がん物質は含まれていません。こちらの資料請求フォームからお問合せいただくと詳しい技術資料をダウンロードすることが可能です。
廃棄はどうすればいいの?
産業廃棄物の可燃ゴミに分類。少量(ラン・ランをてづかみ単位)ずつ可燃して廃棄。
自然発火しますか?
発火しません。100℃未満では引火もしません。
手で触っても大丈夫ですか?
安全性は高いですが、一般的な化学品と同じように作業時には手袋を着用してください。
亜硝酸を使用していますか?
ラン・ランは亜硝酸を一切使っていませんので安全性が高い商品と言えます。
SDSはありますか?
弊社へお問い合わせください。こちらのフォームからお問合せ頂ければ当社スタッフがご案内させて頂きます。

購入・実績について

最小販売数はどの程度ですか?
全金属用はSサイズ200袋、Mサイズ150袋、Lサイズ2000袋が最小販売数です。銅用はMサイズ150袋になります。
納期はどれくらいですか?
受注後、約一週間です。在庫品ですので、午前中までの受注で当日出荷可能です。お急ぎの場合などは弊社まで直接お電話ください。
価格はいくらですか?
弊社または販売店様にお問い合わせください。こちらのフォームからお問合せ頂ければ当社スタッフがご案内させて頂きます
電気自動車の部品に使えますか?
実績としてハイブリッド車の車載部品で利用されています。
金型にも使用できますか?
金型の保管防錆で実績があります。 気密性が高いバリア袋を使用すると長期防錆が可能です。 金型を再度使用する際の脱脂が不要になります。

使用時・注意点について

ラン・ラン使用後は部品を洗わなくてもいいのですか?
必要ありません。洗浄が必要ないところが気化性防錆材のメリットになります。洗浄せずに加工ができたり、製品として使うことができます。
水に濡れた部品に使うとどうなりますか?
汚い水など錆びの要因が部品についている場合は、それを跳ね除ける力はラン・ランにはないため錆が発生します。ラン・ランを使用する場合には、きれいな状態の部品に対して使っていただくと最も効果が得られます。
結露した場合はどうなりますか?
きれいな状態の部品にラン・ランを使用し、結露が発生した場合はその水滴に防錆剤分子が溶け込む習性があるため錆びを防ぐことができます。実際に結露ができやすい船便での海外輸出の梱包内で多くの実績が有ります。
密閉空間内のラン・ランを置く場所は?
気化したガスは空気より重いので、防錆する空間の上部にラン・ランを置くことをおすすめします。
おすすめの包装材は?
PE(ポリエチレン)袋の実績が多数御座います。気密性で考えるとPP(ポリプロピレン)袋が良好ですが、PP袋は物理的な接触に弱く、穴が開きやすい欠点があります。 PE袋で膜厚が少なくとも60μm以上のものをお勧めします。膜厚が薄いものは、目に見えない微細な穴が開いており、気密性の維持ができません。 そのためラン・ランの本来の性能が出ない状況になります。
繰り返し使用できますか?
重量を計って頂き、使用可能重量内であれば繰り返し使用できます。
使用終了の目安は?
全金属用は、重量で終了目安が判断できます。 Sサイズは約1.4g⇒約1.1g、Mサイズは約2.45g⇒約2.0g、Lサイズは約4.9g⇒3.5g、銅用は約1.9g⇒約1.5gに重量が減ります。 しかし効果を十分に発揮するために、基本的には1WAYで使用することをおすすめします。
密閉の度合いはどの程度を想定すればよいでしょうか?
密閉度合いが高ければ高いほど効果が持続します。真空状態にする必要もありません。 実績としては、80μm以上のPE袋に開け口を2つ折りでテープ止めした状態で日本からタイへの輸出で3か月間の防錆で使用いただいております。
プラスチック・ゴムへの影響はありますか?
影響が出る材質もあります。樹脂ではポリカーボネートなど、ゴムではウレタンなどで影響が出る可能性があります。ご使用の際には事前に試験を行ってください。
塗料への影響について教えてください。
影響が出る材質もあります。ご使用の際には事前に試験をしてください。
銅に全金属用を使うとどうなりますか?
銅合金に使用すると変色を及ぼす可能性があります。銅系に関しては銅用を使用することが最適です。
電子部品への影響はありますか?
特に銅用ラン・ランに関しては金属表面と化学結合して皮膜をつくりますので影響を及ぼす可能性があります。実際にテスト評価をして頂く必要がございます。

仕様・機能について

全金属用の対象金属は?
鉄、SUS、鋳鉄、ブリキ、焼結 など
他社品との違いを教えてください
気化力がとても強い薬剤を使用しているため、①高い速攻性 ②広範囲(遠く)をカバー ③細部まで届く、という特徴があります。
全金属用と銅用の防錆の仕方は?
全金属用は有機アミン系VCIが特に活躍し、防錆対象の金属表面に物理吸着し腐食を防止しますが、密閉空間を開放すると気化ガス分子が脱着し大気拡散します。 銅用はトリアゾール系VCIが特に活躍し、密閉すると銅表面と化学結合しベンゾトリアゾール銅塩の皮膜を形成し腐食を防止します。
どんな成分を使っているの?
申し訳御座いません。内容成分については開示していません。
乾燥剤と同じですか?
外観パッケージは似ていますが、利用目的と効果は違います。乾燥剤は梱包された内部の空気中水分を、乾燥剤パッケージの中身に取り込む作用です。 ラン・ランはパッケージの中身から防錆成分を放出する作用になっています。乾燥剤と併用することができます。
匂いはしますか?
アミン系の薬剤を使用しているため匂いはあります。
製品が重なった状態でも効果あるの?
ラン・ランは気化力が強いので、複雑な形状の製品や製品が重なっているような状態でも効果を発揮します。使用例ご使用事例
多く入れると効果が高まりますか?
効果は同じですが、防錆持続期間が延びます。ラン・ランは気化していき、密閉すると15分程度で飽和状態になり、気化のガスが出るのが止まります。 その密閉度合いや袋の厚みなどによって薬剤が漏れ具合が変わるので、防錆期間が変わっていきます。 ラン・ランの入っている薬剤の量が減れば減るほど防錆期間が短くなります。
銅用ラン・ランの被膜を取る方法は?
物理的・化学的に方法はあります。
防錆試験の方法は?
試験は数種類あるためこちらのフォームよりご相談ください。恒温恒湿曹を使った促進試験が代表的です。(技術データ集)
銅に全金属用を使うとどうなりますか?
銅合金に使用すると変色を及ぼす可能性があります。銅系に関しては銅用を使用することが最適です。
銅用の対象金属は?
銅、青銅、銅合金、真鍮、アルミ、銀、亜鉛 など

併用・輸出について

防錆油と併用はできる?
併用することが可能です。 相乗効果が見込めます。油の塗りムラをカバーします。撥油加工されています。
乾燥剤と併用できる?
併用することが可能です。 相乗効果が見込めます。乾燥剤が錆の要因である湿気を取り、ラン・ランが防錆雰囲気を作ります。
REACH、RoHS規制は大丈夫?
ラン・ランに使われている成分はREACH/RoHS規制には該当しません。 2019年に改訂されたRoHS2に対しても該当しません。(2021年3月現在)
輸出の防錆に使用できる?
実績として各国に輸出されています。錆びやすい船便での輸出に優れているため、結露ができやすい環境で最も効果を発揮します。REACH/RoHS規制に該当しない薬剤を使用していますので海外輸出にも使用することが可能です。国によっては今後法改正の可能性もありますので、まずはお問い合わせください。(お問合せフォーム

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